劇団紹介

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東京ノーヴイ・レパートリーシアターとは?

東京ノーヴイ・レパートリーシアターとは?


NOVYI(ノーヴイ)とは、ロシア語で「新しい」を意味し、
「新しい演劇芸術を創造していく」という私達の命題を表しています。




2004年、演出家レオニード・アニシモフのもと、3つの劇団(特定非営利活動法人劇団京、ペレジヴァーニエ・アートシアター、スタジオ・ソンツェ)が結集しました。

「傷ついた現代人の心を深く癒し、魂の糧となる本物の演劇」を生み出すことを目標に、ロシアの演劇理論、スタニスラフスキー・システムによる俳優訓練と、日本では稀なレパートリーシステムによる長期連続公演を実践することで、極めて繊細で質の高い作品を発表しています。

光と影の芸術と言われ、絵画のようとも評された繊細な舞台を、毎週下北沢の東京ノーヴイ・レパートリーシアターの劇場で観て頂く事ができます。

また「200年後の未来のために、今、演劇で出来る事」を合い言葉に、国際シンポジウムや、アートサロンを精力的に企画するなど、社会における演劇の役割を深く追求しています。

国内では3年連続で文化庁及び藝術文化振興基金からの助成企画に選定されました。

また在日ロシア連邦大使館の後援を受けている他、ロシア、韓国の演劇祭からも招待されるなど海外からも高い評価を得ています。

 

レパートリーシステムとは?

Repertory System


1つの劇団が、複数の演目を日替わりや週代わりで繰り返し上演する劇場公演形態です。

ヨーロッパでは盛んですが、日本で採用されることはほとんどありませんでした。

このシステムの下で、俳優は同一の役を、何年も何回も繰り返し演じ続けることになり、作品の理解を深めていくことができます。

見る側にとっては、同じ日の昼夜で違う作品を鑑賞できたり、同じ役を違う俳優で鑑賞できるという面白さもあります。

ワインの愛好家が経過年数による成熟度合いの違いを楽しむように、芸術の成熟過程を楽しむ事ができます。演劇が本物の芸術になる為、真に社会に貢献する文化となる為には、欠かせない劇場のあり方だと言えるでしょう。


 

スタニスラフスキーシステムとは?

Stanislavski System

スタニスラフスキースタニスラフスキー
(K・S・スタニスラフスキー "1863-1938”)
100年前、その仲間と共にスタニスラフスキー・システム(有機的自然の法則)
という演技方法を生み出しました。

スタニスラフスキー自身が俳優としての経験をもとに、舞台に出た時の緊張や居心地の悪さをどうすれば取り除けるか、舞台上でいかに「俳優ではなく生きた人間」として存在できるか、インスピレーションを得る事ができるかを考え続けた末に生まれた演技方法がスタニスラフスキー・システムです。
20世紀以降の演劇は、彼によって大きく変わりました。



現在、日本で読める文献としては

コンスタンチン・スタニスラフスキー著
「俳優修業」(未来社)
「俳優の仕事」(未来社)
「芸術におけるわが生涯」(岩波文庫)

ジーン・ベネディティ著
「スタニスラフスキー入門」(而立書房)

グリゴーリイ・クリースチ著
「スタニスラーフスキイ・システムによる俳優教育」

などがあります。







 

芸術監督の言葉

芸術監督の言葉(レオニード・アニシモフ)

私達の演劇はとても面白い。
でも気晴らしの為の演劇ではありません。

<演劇の力>

21世紀、劇場は教会の役割をするだろうと予言した人がいます。

情報とめまぐるしく変化する社会の流れの中、置いてきぼりにされている「心」を調整してくれる場所がそこだからというのです。

確かに、日々の忙しい生活の中で、いま自分がどう感じているのか静かに耳をすますという機会はありません。

劇場は作家が書いた演劇空間の中で生きる俳優を目撃する場。

真実の行なわれている演劇では、観客は俳優が見、聴き、感じている事を想像する事が出来ます。

それは混沌とした日常の中では感じる事が出来ない、自分の中で眠っている「感情」を解き放つキッカケを与えてくれます。

演劇を通じて心を調整し、より良いエネルギーを生み出す場、それが劇場だと私達は思っています。

チェーホフも言っています。
「真実だけが人を治療でき、癒すことができる」と。

レオニード・アニシモフ

(Leonid Anisimov)
(Леонид Иванович Анисимов)


アニシモフ.jpg芸術監督・演出 ロシア功労芸術家

1993年モスクワ芸術座の舞台で上演した「どん底で」公演は大成功を収め、その演出に対し、ロシア功労芸術家の称号を与えられる。

日本でも1993年「夢、クレムリンであなたと」(木山事務所)で、文化庁芸術祭優秀賞受賞。

2005年9月より1年間ワシントン大学大学院の客演教授、その後ロシア・ウスリースク私立ドラマ劇場芸術監督を務めた。

スタニスラフスキー・システムの研究者、演出家として、現在ヨーロッパ諸国、アメリカ、日本で活発な活動を続けている。

セラフィーム・サロフスキーメダル 第二級(ロシア正教会の教主 アレクセイ2世の証書にて授与)







 

理事長挨拶


演劇の道に飛び込んだ20歳の頃、「何故演劇が必要なのか」とても言葉では言えませんでした。
頑張って言葉にしても、いつもどこか実感が伴わず、後になって気恥ずかしくなる事もありました。
でも今では違います。
「本当に演劇は面白い」「人のために役立つ」「芸術が無かったら人は生きていけない」それくらい大事な仕事なのだと、心から思います。

ところが大人になった今でも(もう、いいオジサンになってしまいましたが)、やはり残念なことに、言葉でうまく表現できないのです。
何故でしょうか?

一番の理由は、この仕事が「人の心と精神(魂)」を扱うからです。
「心って何?」「魂ってあるの?」「芸術っていったい何なの?」「芸術は何の役にたつの?」
こんな質問に、どうやって答えればいいのでしょうか?
一番繊細で、しかも多様な受け止め方ができるため、すでにたくさんのイメージ、先入観がついてしまいました。
近年になって、最先端の科学者たちが、「神の存在」について語り始めるようになりました。それでも、我々普通の人間にとって、心や魂について語るのは至難の技です。
誰も「心」について、「魂」について計測する機械を持っていないからです。(今のところ)

でも面白いことに、演劇に携わっていると、舞台上で
「あ、今、心のエネルギーが動いている!」と実感できる時があります。
もう10年くらい前でしょうか? 
ロシアのオレグ・タバコフ氏(ロシアを代表する演劇人の一人です)が日本に来た時に、
「今のところ計測する術はないが、観客と舞台の間を、エネルギーが実際に廻って交流が起きる。
これは比喩ではなく、本当にそれは起きているんです。」と、語っていました。

確かに今のところ、こういった「心のエネルギー(のようなもの)」については、計測できない以上、存在を証明できません。
科学的に語れないものには、誰も耳を傾けてはくれません。
私たちに出来ることは、証明できないものを感じ取ってもらう為に仕事を続けていくことです。
いつか、近い将来、科学的にも証明できる日が来るでしょう。

100年前にチェーホフは、「真実こそが人を癒してくれる」と言いました。
心のエネルギーは、「真実のエネルギー」です。

私たちの仕事は、この「曖昧な」ジレンマを抱えている為、なかなか他の人に理解してもらえません。
是非、舞台を見てください。
私たちの真実のエネルギーを体験してみてください。
嬉しいことに、少しずつ、お客様の中から手伝いを申し出てくださる方が出てきました。

私たちの仕事を例えるなら、「魂のために」大きな森を作り出すことです。
森と共に生活し、森からエネルギーをもらい、生きていく糧となる、そんな「魂」の森です。
いつか劇場が、そんな場所になって、日本中のあちこちに広がっていくでしょう。

「心や精神」の分野は、まだまだ未開拓です。
そして演劇芸術の可能性もまた未開拓です。
この大きな仕事に、多くの方が共感し、手を貸して下さることを心から願っています。
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岡崎 弘司(東京ノーヴイ・レパートリーシアター理事長)


 

東京ノーヴイ・レパートリーシアター 
年表

2004 年

4月11日「12ヶ月92日のレパートリーシアター」 オープニングシンポジウム
4月14日 「12ヶ月92日のレパートリーシアター」 開幕

11月14日~12月18日
      レオニード・アニシモフによるマスタークラス 
~近松作品を使って学ぶ「驚きと無邪気のメソッド」~




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2005 年

2月9日~3月24日
     レオニード・アニシモフによるマスタークラス
「才能は限りなく開く Vol.2「交流」を使って学ぶ
     ~「課題と貫通行動から超課題へ」~
3月31日 「12ヶ月92日のレパートリーシアター」 閉幕
5月7日~5月15日 「曾根崎心中」 お披露目公演
9月7日 「2ndシーズン レパートリーシアター」 開幕
12月22日 第1回 国際シンポジウム 「21世紀の演劇芸術は、どこへ行くのか」





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2006 年

4月29日 アートサロンVol.1 「現代演劇の精神と魂」
6月8日 「2ndシーズン レパートリーシアター」 閉幕
7月21日 アートサロンVol.2 「森でアートサロン」
11月4日 「3rdシーズン レパートリーシアター」 開幕
11月11日 第2回 国際シンポジウム 「インスピレーションへの道





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2007 年

2月20日~4月23日
レオニード・アニシモフによる俳優の為のマスタークラス
      「才能は限りなく開く Vol.1「チェーホフ4大戯曲」を使って体験するスタニスラフス キー・システム」
3月31日 シアター×提携公演「ワーニャ伯父さん」 アフタートーク:「現代人の心の問題を考える」
4月22日 アートサロンVol.3 
     「200年後の未来のために~こころのエコロジー~」

「生きていく知恵豊富!祭」

4月28日 オープニングシンポジウム 「チェーホフの謎」
5月1日 オープニング公演 「かもめ」
5月3日~18日  チェーホフ作品連続公演
5月18日 クロージングアートサロンVol.4 「朗読で楽しむチェーホフ」

6月8日 「3rdシーズン レパートリーシアター」 閉幕
6月23日・24日 韓国・仁川広域市 第2回ビタミンアートフェスティバル参加 「曾根崎心中」
6月30日 ロシア・ウスリースク 古典戯曲国際演劇祭参加 「曾根崎心中」
7月1日 ロシア・ウラジオストック ウラジオストック・ビエンナーレ参加 
「曾根崎心中」 「ワーニャ伯父さん(国際コラボレーション)」
7月3日 ロシア・ナホトカ 青年の家劇場公演 
「曾根崎心中」「ワーニャ伯父さん(国際コラボレーション)」
9月18日~11月10日
レオニード・アニシモフによる俳優の為のマスタークラス
      「才能は限りなく開く Vol.2「交流」を使って学ぶ「内的行動」から「身体的行動」」
10月28日 アートサロンVol.5 
   「“すきとほったたべものを”召し上がれ!(宮沢賢治)」
11月23日 「4thシーズン レパートリーシアター」 開幕
12月2日 「どん底で」 吉祥寺シアター公演









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「生きていく知恵豊富!祭」

2008年

2月2日 「曾根崎心中」 恵比寿エコー劇場公演
3月23日 アートサロンVol.6 
     「ロシアの心に耳をすます~聞いて歌って楽しむロシア音楽の会」
4月6日 第3回 国際シンポジウム 「メタカルチャーが創る未来」
4月8日~6月3日
     レオニード・アニシモフによる俳優の為のマスタークラス
      「才能は限りなく開く Vol.3 「魔法のもしも」を使って体験するスタニスラフスキー・システム」
4月12日 「銀河鉄道の夜」 シアター×公演
4月13日 「三人姉妹」 シアター×公演
6月1日 「4thシーズン レパートリーシアター」 閉幕
6月10日・11日 韓国・仁川広域市 韓国全国演劇祭 正式招聘 「曾根崎心中」
6月13日・14日・15日 韓国・仁川広域市 ビタミンアートフェスティバル 正式招聘 「どん底で」
6月25日・26日 町田演劇鑑賞会主催町田公演 「曾根崎心中」
7月5日 韓国&町田公演報告会
9月23日~10月24日
     レオニード・アニシモフによる「50歳以上の方々の為の演劇ワークショップ」
10月19日 アートサロンVol.7 
      「出会い!初めてのシェイクスピアに乾杯!」
11月4日~11月28日
レオニード・アニシモフによる俳優の為のマスタークラス
     才能は限りなく開く Vol.4「リアルさではなくリアルを、真実さではなく真実をもたらしてくれる「内的行動」」
12月18日 「5thシーズン レパートリーシアター」 開幕
12月21日~3月29日  
      日本人のこころの晩御飯 「銀河鉄道の夜」「曾根崎心中」 連続公演





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2009 年

1月31日・2月1日 シアター×提携公演 「銀河鉄道の夜」「曾根崎心中」
2月3日~3月12日 李 哉尚(イー・チェーサン)による俳優の為のマスタークラス
3月1日 アートサロンVol.8 
    「私の愛するチェーホフの言葉」
3月30日・31日 第4回 国際シンポジウム 「21世紀の文化、芸術の未来」
4月2日~4月5日 李 哉尚(イー・チェーサン)演出 「水の記憶」
4月13日~4月19日 東京ノーヴイ・レパートリーシアター付属 第1スタジオ公演 「イワーノフ」
4月21日~5月28日 レオニード・アニシモフによるシニアマスタークラス (試演会 11月24日~26日)
5月3日~5月10日 シアター×提携公演 7作品連続公演「天才作家の贈り物」
5月12日~6月11日
レオニード・アニシモフによる俳優の為のマスタークラス
      才能は限りなく開く Vol.5「舞台上で生き、存在感のある役者になる!」
5月5日~30日 レオニード・アニシモフによる俳優の為のマスタークラス「具体的かつ明瞭な実践法 スタニスラフスキーシステム」
5月31日 「5thシーズン レパートリーシアター」 閉幕
10月18日 特別演出による「曾根崎心中」真言宗豊山派金剛院 公演
10月23・24日 鎌倉・里見弴邸で体験するチェーホフ~鎌倉で演劇を開くシリーズVol.1~「ワーニャ伯父さん」
11月10日~12月3日 レオニード・アニシモフによる演出家の為のマスタークラス
      「俳優の生きた感情を呼び覚まし、作品のテーマへと導くスタニスラフスキーシステム」
11月6日 「6thシーズン レパートリーシアター」 開幕
12月7日 シアター×国際舞台芸術祭2010 プレ・シンポジウム
      「チェーホフの“鍵”とは?」
12月12日 都立目黒高校貸切公演 「どん底で」




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2010 年

1月17日 新年会
4月5日~27日 
レオニード・アニシモフによる俳優の為のマスタークラス
才能は限りなく開く Vol.7「舞台の上でリアルに生きる、具体的かつ明瞭な実践法~スタニスラフスキーシステム」
4月25日 アートサロンVol.9「隣のチェーホフさん」
5月2日 「6thシーズン レパートリーシアター」閉幕
6月6日・10日 IDTFアートコンファレンス 
『倫理』=エチカについて
6月7日 第9回シアター×国際舞台芸術祭参加 「三人姉妹」
6月12日~20日 
下北沢チェーホフ祭
6月14日~25日 
表現者の為のマスタークラス 「創造活動の鍵」
7月3日 宝くじ文化公演「銀河鉄道の夜」 みやもりホール公演
7月4日 宝くじ文化公演「銀河鉄道の夜」 銀河ホール公演
8月25日~9月5日  
子供の為のスタニスラフスキーによる演劇ワークショップ「宇宙(そら)飛ぶ教室」
10月11日~27日 
演出家・演劇教育者のためのマスタークラス「創造的能力の発展」
10月22日 鎌倉で演劇を開くシリーズVol.2
「曾根崎心中」妙本寺特別公演
11月2日~12月16日 
俳優の為のマスタークラス Vol.8「役の種から超課題への道」
12月25日 クリスマス公演 「銀河鉄道の夜」



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2011 年

2月4日~5月29日 
         「7thシーズン レパートリーシアター」公演
3月6日 アートサロンVol.10 「影絵で楽しむ“小さなお城”作成編
7月2日 安養院盆月特別行事 「曾根崎心中」
9月10日 アートサロンVol.10「影絵で楽しむ“小さなお城”上演編
10月19日 国際シンポジウム 
     「ドストエフスキー白痴に学ぶ」   在日ロシア連邦大使館
       <パネラー:亀山郁夫、加賀乙彦、レオニード・アニシモフ>
11月11日~13日(10日プレヴュー)
    ドストエフスキー生誕190年記念公演
    「Idiot~ドストエフスキー白痴より~」 シアター×公演
11月21日~12月2日 
    レオニード・アニシモフの俳優の為のマスタークラス 昼コース/夜コース「行動分析のメソッド」
12月12日~18日 
     レオニード・アニシモフの演出家の為のマスタークラス 
12月14日 第1回 公開講座 「こころの上手な使い方」 
    ゲスト:田口ランディ氏
12月23日 クリスマス公演「影絵で楽しむ“小さなお城”」



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2012 年

1月20日 新春お年玉公演 「Idiot~ドストエフスキー白痴より~」
2月3日~5月27日
    「8thシーズン レパートリーシアター」公演」




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